空き巣に侵入された!どうすればいい?補償や対処方法はある?

  • 2020年12月18日
  • 2022年1月9日
  • 空き巣
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空き巣は留守中を狙って侵入し、窃盗を働く犯罪です。

通年を通して発生しますが、冬から春にかけてやや発生頻度が高まり、侵入経路で最多なのは窓からです。

窓を防犯することは空き巣対策としてとても重要なのです。

もしも空き巣に入られてしまったら

もしも入られてしまった場合は、室内には入らずに家の外から警察を呼びましょう。

空き巣が部屋から居なくなっているという保証が無いからです。

 

留守中を狙う窃盗が空き巣ですが、万が一鉢合わせてしまった場合は、手口を居直り強盗に変えるなど強行手段を取られる危険性があります。

グループでの窃盗犯があるように、相手が一人であるとは限りません。

金品は確かに大切ですが、それよりも優先すべきは命です。

 

窃盗を働くような危険人物と、逃げ場のない室内で出遭ってしまうことだけは避けなければなりません。

警察を呼び、室内に空き巣が居ないことを確認してもらってから、被害の状況を確認します。

盗まれた物が取り返せるかは運次第ですが、空き巣に入られたということは、すなわち次の被害にも遭う可能性が高いのだという認識しましょう。

 

侵入された場所はその家のウィークポイントです。

 

その弱点を改善しないままでは、また別の空き巣に狙われるリスクを放置することと同義なのです。

明らかに荒らされた形跡がなくても、お金が不自然に無くなるなど空き巣被害が疑われた場合も同じです。

漫画にあるように部屋をひっくり返して荒らす者もいれば、金目のものだけそっと盗んでいくタイプの者もいます。

 

まずは怪しむこと、そして慢心したり油断しないことが大切です。

 

誰しも犯罪の被害者にはなりたくありません。また空き巣は自分の生活の安心感を脅かされるという点で、非常に大きなダメージを受ける犯罪です。

例えば旅行中に起きてしまったとしたら、せっかくの楽しい思い出が台無しになってしまいます。

残念ながら空き巣がいなくなることを期待するのは難しいでしょう。

ですので日頃から防犯意識を高めておき、そういった被害から少しでも遠ざかることができるよう、対策しておくことが求められるのです。

 

火災保険やホームセキュリティを導入していればある程度補償される

空き巣が侵入した際に生じたガラスやドアなどの建物の破損や、家具や家電などの家財は火災保険に加入していると一定額補償される場合があります。

契約内容によっては盗難の被害にあった際の補償もされるのでオプションで付けておいた方が安心です。

火災保険に関しては「【火災保険比較】おすすめ順にランキング形式で紹介!見積もりの参考に」でまとめています。

 

またホームセキュリティを導入している場合も補償をつけています。

セキュリティ会社により補償の額は違いますが特に大手のセコムは盗難補償が高額なのでおすすめです!

 

しかしまずは空き巣に侵入されにくい家作りが重要なので心配な方は「ホームセキュリティを徹底比較|目的別おすすめ人気ランキング」を参考に導入を検討してみるのもいいでしょう。

 

空き巣被害が増えるのは冬から春にかけて

空き巣は通年で発生している犯罪ですが、特に冬から春にかけてが増加傾向を示します。

これは長期休暇などで自宅を空ける頻度が増え、また寒さから人通りが少なくなり、犯人が人目を避けやすい、見かけない人物が彷徨いていても注目されにくいなどの理由からです。

つまりはそれらをクリアできれば発生率を下げられますが、近所付き合いの希薄化した昨今では難しいでしょう。

そこで、力を入れるべきは自己防衛です。

空き巣に侵入しにくい家だと思わせることができれば、被害に遭う確率はぐっと低くなります。

 

空き巣は窓から侵入してくる

空き巣が最も利用する侵入路は窓です。

台所や個室の窓はもちろん、勝手口の掃き出し口やトイレなどの小窓も狙われます。

換気のため開けっ放しにしたのを忘れやすかったり、ドアよりは警戒心が薄れるのか鍵がかかっていない率が高いなどが理由として挙げられます。

また施錠されていても破りやすいガラスであることも重要です。

大通りから隠れ、塀や庭木に視線が遮られているような窓ならば、空き巣犯は悠々とガラスを壊して腕を差し込み鍵を開くことができるのです。

 

空き巣の侵入経路である窓を防犯するには

空き巣被害を防ぐには、その手口で多い窓を侵入しにくいものに変えることが大切です。

施錠を忘れないことは言うまでもありません。

窓の鍵を2重にしたり、外から見えないようカバーをするのも効果的です。

窓を壊す動作は怪しく、音が出る作業です。

リスクを冒して窓に穴を開けても、その先の鍵開けまでが困難では空き巣は敬遠するでしょう。

窓自体を強化ガラスなど破りにくいものにするのも有効です。

ワイヤー入りの商品がありますが、これは万が一割れた際に飛び散らず怪我をしにくいようにというのが目的なので、

視覚的に強固そうという以外防犯的な効果は乏しいので注意です。

 

窓周囲の環境を整えて、空き巣を遠ざけましょう

窓が空き巣の侵入手口として多用されると述べてきました。

入られないよう窓を強化するのも大切ですが、その前に狙いをつけられない窓にするというのも重要です。

通りから隠れ、侵入が見咎められないような環境は空き巣の好むところです。

視線を遮るような雑草や植木は排除し、隠れ場所となるような構造とならないよう留意すると効果的です。

塀など既にある構造で変えるのが難しければ、感知式のライトだけでも十分な威嚇効果を得られます。

玉砂利を敷くのも、物音が立つので犯罪者は嫌がります。

侵入に五分以上かかる場合、空き巣は侵入を諦める確率が高いそうです。

重要なのは諦めさせること、また防犯対策をしている家だと空き巣を警戒させることなのです。

 

空き巣犯罪を遠ざけるには、狙われない環境と、防犯性の高い窓が大切

これまで空き巣の防犯対策として窓が重要と紹介しました。何度も伝えますが空き巣が侵入する経路で最も多いのは窓です。

見通しを良くする、感知式のライトを設置する、足音が立つよう玉砂利を敷くなどの対策は、空き巣を寄せ付けない目的として有効です。

窓自体を破られにくい品に変えたり、フィルムを貼ったりも良いでしょう。

鍵を二重にしたり、鍵にカバーをするのも効果的です。

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