【火災保険比較】おすすめ順にランキング形式で紹介!見積もりの参考に

数ある火災の中でも特に多いのが「建物火災」。

火災は火気を必要とする人間にとって常に付きまとう生活リスクであり、火の手から自身や家財を守る火災保険の補償は暮らしに欠かせません。

 

本項では、大手保険会社3社が取り扱う火災保険について、ランキング形式で紹介します。

火災保険はなぜ必要?保険の重要性について

数ある損害保険の中でも「火災保険」は特に優先順位の高い保険です。

 

火災が起こる大半の原因は人間が常用している「火気」で、水害や地震災害のような自然災害とは異なり、事故を起こした「当事者」が明確に存在する人災です。

人災とは言え火災による被害の影響力・拡散力は生半可ではなく、もし火災を起こして周囲の人間を巻き込むような事態になった場合、起こした当事者にのしかかる責任は甚大になります。

 

しかし、生活を営むために火気を必要とする以上、火災リスクと生活は切っても切り離せません。

故に、火災保険に加入して事故を未然に防ぎ、火災の当事者では賄いきれなくなる損害賠償の担保が必要なのです。

保険選びには「見積もり比較」が欠かせない

保険加入の際は、事前の見積もり比較を怠らないようにすることが大事です。

一口に火災保険と言っても補償内容は会社や保険商品で異なり、加入した後で「不必要な補償が付いていた」「同じ保証内容で更に安い保険があった」などと発覚してしまうケースが後を絶ちません。

 

なるべく複数の会社に見積もりを依頼し、補償内容や保険料金などを比較して最適な火災保険を選べるようにしましょう。

 

次に、おすすめの火災保険をランキング形式で紹介するので、保険選びや見積もり比較などの参考にしてください。

1位.セコム損保「セコム安心マイホーム保険」

がん保険や自動車保険など、暮らしに関わる保険を扱う「セコム損害保険」の災害保険です。

万が一の時、住宅から家財までを全て補償する家庭向けの災害保険で、火災を始めとしたあらゆる事故・災害から生活を守ります。

補償内容のカスタマイズ性や割引サービスの充実性が強みで、要望合わせて補償を選択できる自由度の高い保険となっています。

保険内容の特長

要望に沿った基本補償プランを選ぶシンプル設計で、水災補償まで幅広くカバーした「ワイドプラン」、標準的な補償を揃えた「ベーシックプラン」、必要最低限の補償に絞った「スリムプラン」という3つのプランから選択できます。

どのプランでも特約を自由に選択でき、地震による火災損害に保険金を支払う「地震火災費用保険金補償特約」や、損害保険金の事故によって与えた損害を補償する「類焼損害補償特約」など、より幅広く火災補償をカバーできる特約が揃っています。

保険料金について

条件を満たしていれば、火災・盗難監視が機能していると有効になる「ホームセキュリティ割引」、オール電化住宅を対象とした「オール電化住宅割引」、長期年払契約で自動適用される「長期年払割引」の各種割引が適用できます。

さらに、自己負担額の設定によって更に保険料を抑える事も可能で、割引適用・プラン変更と合わせれば50%以上の大幅割引も可能です。

 

セコムの火災保険については「セコムの火災保険の口コミや評判は?料金プランや選び方&補償内容も」でも詳しく説明していますので参考にしてください。

 

2位.東京海上日動「トータルアシスト住まいの保険」

個人向けから法人向けまで、あらゆる保険を取り扱っている「東京海上日動火災保険株式会社」の災害保険です。

保険金の支払方法が統一されているため分かりやすく、金額の計算が容易という特長があります。

また、様々な修理・損害防止に対応できる費用保険金の充実性にも強みがあります。

保険内容の特長

大まかに分けて、一般住宅向けとマンション向けの基本補償プランがあります。

リスクごとに対応した(マンション向け含む)6つのプランから選択でき、プランを変更して補償を追加したり、逆に補償を減らして絞ることも可能です。

また、「住まいの選べるアシスト特約」を付帯すれば、更に火災・落雷・破裂・爆発事故・盗難事故の再発防止策を選択できます(1事故につき20万円が限度)。

なお、地震が多い日本での備えとして、自動的に地震保険がセットされています。

保険料金について

保険金の支払方法が「再取得価額・実損払」に統一されており、全ての補償が「損害額(修理費))」から「免責金額(自己負担額)」を差し引いた金額となります。

この免責金額は全補償の共通金額で、0円・5千円・3万円・5万円のいずれかから選択できます。

家財補償の特約は 「1口100万円」の「口数方式」で、支払限度額(保険金額)を口数で自己設定でき、設定した支払限度額の範囲内であれば、「実際の損害額」から「免責金額」を差し引いた保証金が支払われます。

3位.損保ジャパン「THE すまいの保険(個人用火災総合保険)」

SOMPOホールディングス株式会社の中核企業である「損害保険ジャパン」が取り扱う保険です。

加入者の暮らしを考慮した保険内容で、生活環境やライフスタイルに合わせて補償プランを選択できます。

保険には自動で「費用保険金」がセットされ、基本補償では不可能な事前災害による火災損失へのカバーや、損壊・損害による修理費用や拡大防止費用を支払うサポートにも対応しています。

保険内容の特長

プランは大まかに分けて必要な補償が基本揃った「ベーシック」、最低限の補償が揃った「スリム」の2つがあり、リスクに合わせて更に2種類の選択が可能で、ベーシックは更に水災補償の有無も選べます。

ベーシックはスリムよりも付帯できる特約の幅が広く、事故再発防止から賠償事故の補償まで、より幅広い補償範囲をカバーできるプランです。

また、全てのプランに専門業者の手配・応急処置・トラブル相談を無料で行える、「すまいとくらしのアシスタントダイヤル」が無料付帯しています。

保険料金について

地震保険や臨時費用保険金などの自動でセットされる補償は、任意で外して保険料を抑える事が可能です。

自己負担額の設定も可能で、0円・1万円(ベーシックのみ)・3万円・5万円・10万円から選択できる他、自己負担を一切しないこともできます。

なお、保険金は再評価による保険金額の変動を受けることなく、実際の損害額(保険金額限度)が保険金として支払われます。

後悔しないためにも保険加入後の見積もり比較は必須

火災保険は優先順位の高い保険であるにも関わらず、その他の保険に比べて内容が複雑且つ難解なために、「内容をよく理解せず、不動産会社に言われたので加入した」というケースは珍しくありません。

財産を守るはずの保険で損をしないためにも、見積もり比較を怠らないようにしましょう。

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